2012/01/13

HighRoller2 インプレ1回目


ということで前回の記事を書いた後、一本だけですが走ってきました。コンディションはドライ。夜に出来た霜が昼に溶けることもあるこの時期ですが、今日走った場所はどこもドライでした。トレイルの構成としては次のような感じです。
  1. 10分の舗装路の上り。インナー×24t前後でクルクル回すのがちょうど良い斜度。
  2. その後、粘土質の急な路面(写真1)を10分程上る。ここではインナー×ローでちょうど良い程きつい斜度で、あえて木の根が露出していたり落ち葉や砂利が積もった場所を走りじっくりタイヤにトラクションをかけ、登坂性能を試しました。
  3. 下りに突入。まず最初にややきつめの下りでリアブレーキのみで下り、どこまで食いつくのか検証。
  4. 次にスピードを乗せ、岩や木の根の多い荒れた路面を走りました。ここでも意地悪に振動を確かめるべく、普段は通らないようなラインを敢えて走ってみました(写真2〜4)。またオフキャンバーでかつ斜めに生えている木の根をゆっくり通行してみました。(写真5、ビデオ)ちなみに普段走らないラインとは、飛び越したり、スムースな路面が他にある箇所を言います。
  5. 上り返しは、砂利が浮き、木の根が露出していたのでインナー×ローでここでも登坂性能を試しました。(ビデオ)
と、今日試せたのはここまでです。もっと倒し込んだりもしてみたかったのですが、そのような箇所が無いトレイルでしたので、こちらは今週末のとある専用コースで開かれるイベントで存分に試してきます。

条件として、自転車はハードテール、空気圧は2.0気圧、チューブはやや厚めのもの、です。それではまず(1)から。DHタイヤの舗装路の上り性能を評価するのは製品本来の目的からは逸れますが、できるだけ多くの項目を示す事で、その情報を求めているライダーがいるかもしれないので。センターのノブはやや離れて配置されていますが、舗装路ではガタゴトと振動が来る事は無く、転がりは軽めですが、どこかまったりとしているところがあるのはやはり重さからくるのでしょう。60aと固いコンパウンドなのでノブが路面にまとわりつく感じはありません。

(2)センターノブが路面の隙間に入り込み、踏み込んだ分だけぐいぐいと食いついていきます。固めのノブも弾かれて滑る事はありませんでした。あえて砂利、落ち葉、枝の積もった路面を走りましたが、それらに乗り上げてスピンすることはありませんでした。ドライの登坂性能は高いですが、ウェットなコンディションで試すのが楽しみです。

写真1

(3)ブレーキ性能は前作から定評ある通り、しっかり食いついて減速できる印象を受けました。試したのは砂利の浮いたドライできつめの下りです。ロックさせる手前のブレーキングで下りました。ノブの低いタイヤでは終始滑りっ放しの斜度でしょう。こちらはもっとスピードの乗る所でも検証する必要があります。「トレイルではノブの低いタイヤで走りましょう」とそこかしこで言われていますが、ブレーキをロックさせないぎりぎりのところでコントロールできる技術がライダーに無いと、ノブの低いタイヤではブレーキ限界が低くてロックしやすいので地面を引っ掻いてしまいます。ブレーキを握り込み、トレイルの上から下まで後輪をロックさせて長い筋を書くライダーをよく見ますので。これでは逆効果ですね。

(4)5cmほど浮き出た木の根の上をわざと走ってみましたが、不快な突き上げ(跳ね返り)はなく、1インチ程度のリアサスがついているような感じがしました。ちゃんと足首を使って荒れた路面でリアタイヤを地面に押し付けて走ってやるとこの効果が体験できます。

写真2

写真3 道の真ん中を走行

写真4 写真奥側の木の根の上を走行

写真5 木の根の真ん中を通行


ビデオ前半は写真5のセクションです。あえて低速で斜めに生えた根っこの上を走ってみました。ここでは空気圧を低めに設定したおかげか、サイドのノブが根っこに食いつき、滑らず通過できました。

(5)キツく、砂利の浮いた上り返しです。ビデオ後半ですが、助走を付ける事無く上り始め、ここでも木の根が露出したラインをあえて通ってみました。上の方に行くと路面状況が掴みにくいですが、バイクの挙動を見てもらえるとどれだけ荒れているかが分かると思います。ちゃんとサドルの前に座り、トラクションを細かくコントロールする事でスリップする事無く段差を乗り越えられます。どんなにハイグリップなタイヤでも、このような技術が無いとスリップは起こします。これはライダー側の問題で、タイヤの問題ではありません。

最後にタイヤの形状、見た目についてです。写真の通り、幅は2.5のMinion DHFより若干細いですが、高さは目視では変わりませんでした。ということはクッション性に優れている事になります。形状ですが、平らなMinionに比べ、やや丸みがあります。Ardent2.4よりかは平らですので、この2つの中間といったところでしょうか。ちなみに現在、リアホイールはXC用のスペアを使用していて、当然リム幅はフロントリムと比べ細いです。こちらは本来のリアホイールを組み直した時に再度確認します。

上がMinion DHF 2.5、下がHigh Roller2 2.4

ドライブトレイン側にはブランドとモデルのロゴが入る

ブレーキ側はブランドロゴのみ

30分にも満たないライドで結論は出せませんので、次回を楽しみにしていてください。明日はローカルトレイルを、明後日はバームやジャンプのあるコースを走る予定です。

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