2011/08/14

アルパインライド

なかなか雨の振らないウィスラーは、かなり乾燥して、パークはそこら中に穴が空き、グリップもかなり悪くなって来ています。このまま走り続けてもそのうち転んで怪我をするな、そろそろ違う所で走りたいなと思っていたら、去年のケビンのスタッグパーティーで走ったチルコーティン地区に2泊3日で行こうと、サミットというバイクショップで働く友達から絶好のお誘いが。どういう所を走ったのかは写真を見てもらえばわかると思いますが、とにかく景色がきれいで、自然の雄大さを感じられる場所です。これぞマウンテンバイキング。パークライドは下るだけなので本来の楽しみの50%しか味わえないですからね。

水曜の夜にウィスラーを出発して、リルエットという小さな町を経由してタヤックスというロッジのキャンプサイトに到着。車で4時間かかりました。真っ暗な中テントを張って、寝袋にくるまっていると、遠くからオオカミの遠吠えが聞こえてきました。とんでもない自然の中にいるなあと思っているうちに就寝。

木曜日、朝に他のメンバーも合流し、朝食をとった後にライド開始。最初のサービスロード(ジープロード)を車でスキップし、標高差1000m程を2時間かけて上っていきます。山の頂上に近くなるにつれ、酸素が薄くなっていく感じがしました。この日はいくつもの尾根を通るルートを選択。カムループスで走った砂丘が最高に楽しくて、ここにはそれ以上に長い斜面があるのですが、尾根から走り下りたい衝動を抑えつつ、次から次へと尾根を上っては下っていきます。下りのシングルトラックは道幅が狭いものの、路面はスムースな砂地で、ハイスピードなライディングが楽しめました。経験した中でスムースなトレイルでは間違いなくナンバー1の楽しさでした。あとテントまで10分という所でグリズリー2頭に遭遇。3、40m離れていましたが子供なのに大きなブラックベアの大人よりも大きかったです。僕は見逃しましたが、全部で4頭いたそうです。こうして6時間にもおよぶライドは終了。熊に襲われないように祈る前にこの日は疲れて寝てしまいました。

キャンプサイトからトレイルが続いていました

ライド中の補給食

僕の持ち物&補給食

ライド後の補給飲料

ライド後の補給食(チップス)

これから走る尾根を眺めながらのランチ


マミ犬さん、次回はここを下りましょう!

キャメルパスで休憩。真ん中の岩がラクダの形にそっくり

尾根を押し上げていきます

尾根の頂上で全景を見渡せます






尾根沿いを下ります

転落注意

砂丘ライディング最高!




手で回せるミキサーまで持って来ている人も

物干車


金曜日、この日は皆で違うエリアに走りに行く予定でしたが、車に自転車2台が載せられないということで、僕ら4人はキャンプサイトから全行程を自走しました。上りにさしかかると、すぐに昨日の疲れが目を覚まします。まだ5分も走っていないのに、早くも無事帰還できるか不安になってきましたが、そんなことを考えているうちに頂上に着いていました。一漕ぎなんて大した距離も進めないのに、それを何回も繰り返す事でいつの間にかあれだけ離れた山の頂上に自分が立っていると分かる瞬間がとても好きです。この日のルートは尾根ではなく、山頂付近をぐるっと回り、そこから急なシングルトラックを下りていくものでした。このトレイル、かなり急で狭く、テクニカルなセクションが多く、おまけに砂埃で誰かの後ろを走ると前が見えなくなるという、かなりスリリングなものでした。もちろん、最高に楽しかったです。去年はとても長く感じられたルートですが、今年は前日も長距離走っているにもかかわらず、あまり長いとは感じられませんでした。所要時間は5時間でした。

左の山からの雪崩は谷を越えて
反対側の山の中腹でようやく止まりました

景色が最高なシングルトラックを下ります

トーマスの着ている80年代のジャージは
花々の色とピッタリ!

本来、馬のトレイルなので...

ここから湖までずーっと下り!

一路、ウィスラーを目指します


僕が滞在した場所は別荘が多く、夏をのんびり過ごす目的で滞在する人が多い中、僕らは身体を酷使し、ウィスラーとは異なるライディングスタイルを満喫してきました。身体を休める旅は...そんな時間とお金はありませんね。ライド、ライド、ライドです。


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