2011/03/03

ゆっくりのススメ

ゆっくり走る程、難しい事は無いですね。速く走りたいならブレーキを解放してあげれば良いだけなので、誰にでも出来る走り方。でもゆっくり上ったり下りたりするのは体力に依存せず、本当の技術が要求されます。

例えば、滑りやすい急な下り坂を、カタツムリよりも遅く下りたり、途中で止まれる事の出来る人はブレーキコントロールに長けているはず。なぜならタイヤを滑らせる事無く、ブレーキレバーに乗せた指のみで前後両方のタイヤと路面の摩擦状況を知る事が出来るわけだから。どちらかが偏ればタイヤはロックし、滑り出す、あるいは加速してしまう。

「そんな事言ったって、ブレーキは良い性能の物じゃないからなぁ〜」

残念ながらブレーキの性能は関係無いです。むしろDHレースでもない限り高性能のブレーキは必要なんでしょうか?良く効くブレーキに頼れば頼るほどオン·オフしかブレーキが使えなくなり、その中間の摩擦状況を読み取るブレーキの仕方ができなくなっちゃいます。どんな所を走るにせよ、一番使うのはこの中間なのに。これじゃせっかくのスキルも身に付きませんよね。もったいない。そもそもロックする状況のほとんどが自分のコントロールできるスピードをはるかに上まり、その怖さ故、思いっきりレバーを握ってしまうからでは?スピードを上げ過ぎる→コントロールできなくなる→ブレーキを思いっきり握る→腕が上がり、無駄に失速する。腕が上がるのは必要以上にブレーキを使っているからに他なりません。だったら最初からそのセクションはゆっくり進入すれば良いのではと思います。そうすればちゃんとした、どんな状況でも応用の利く身体の使い方が身に付くはずですから。オーバースピードで制御不能に陥ってバイクにしがみつくような時の身体の使い方は、その状況以外に応用は利かないですからね。というよりしがみついているだけなので身体を使っている事にすらなりませんね。こうすることで無駄にタイヤをロックさせる事もなくなり路面も荒れずに済みます。色々とトレイルを走っている動画を見ますけど、中には批判の対象になるかもしれないのを考えていないのかな、というものがありますので。

もちろんロックさせるのが悪ではありませんので誤解なさらぬように。いわゆるグレーゾーンのトレイルでは悪ですけど、レースだったり常設コースを走る場合では必要に応じて使います。

と、いつものクロマグよりはるかにコントロール性ではるかに劣るXCバイクに乗っていて思いました。


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