2011/01/31

大成功

まずは28日の様子から。27日に一通りの作業を終えるも、最初のドロップのランディングにあまり土を盛れなかったので、28日にダイキさんノリさんマミ犬さんと一緒に土を盛って厚みを出していきました。ここで、ノリさんのトレイルビルディングに関するノウハウが大活躍。そのおかげで最終調整も終わり、あとは試し飛びを残すのみ。去年のウィスラーで同サイズのドロップは飛んでいるものの、日本に帰って来てからはそんなスタントとは一切無縁のライドをして来たのでかなり緊張しました。この日も最初にトライしたのはやはりダイキさん、さすがだなぁ。一方の僕は飛ぶとは決めていましたが、リップまで向かうと直前でブレーキをかけてしまう始末。最後の最後で、経験という自信を呼び起こして思い切って飛んでみました。2秒にも満たない滞空時間に別れを告げ、再び地面に着地すると、30cm程届かず。ですがホイールもランディングも身体も壊す事無く終える事が出来たのでかなりほっとしました。その後は渋谷へ移動し、ライフサイクルズのプレミアイベントへ。コイチロさんとヴァンダハムとのトークショーを聞いた後は映画をたっぷりと堪能しました。観るのは二度目ですが、何度観ても素晴らしいですね。長い1日も、全ては翌日のため。緊張して眠れないかなと思いきや、疲れでぐっすり眠りにつけました。

僕と彼の間には2歳という
年齢だけではない差が存在しました

トークショー

で、時間はあっという間に経ち、ショー本番まであと1時間。会場は協賛各社のブースも出され、かなり盛り上がっていました。下の2セクションでウォームアップした後、最初のドロップへ。この日はギャラリーもいるということでかなり興奮するかと思いきや、不思議と落ち着く事が出来、前日の迷いが何だったんだというほどすんなりと飛ぶ事が出来ました。一度飛んでしまえばこっちのもの。回数を重ねるごとに恐怖感はなくなっていき、むしろ楽しくなっていきました。それにしても、ヴァンダハムはさすがですね。とてもリラックスして飛んでいました。やはり経験が違います。同じ事をしていても、余裕さがしっかりと出ていました。ですが一番驚いたのはOGKの和田良平選手とA&Fの永田隼也選手でした。普段はレース活動をされているこの2人、スタントのポテンシャルは僕には未知数でしたが、あっさり飛んでいました。永田選手曰く、恐怖感は全く無く、むしろ進入速度や踏切などの経験から来るものがわからず怖かったそうです。恐怖感が無いのはなんともうらやましい限りです。最初のショーで各ライダー2本ずつ飛び、2回目ではトーマス、永田選手、ダイキさん、僕の順でトレインをサプライズで行いました。この日のイベント全体の様子をKoteさんが、そして僕の各ランの様子をJunichiroさんがビデオに残してくれました。お二人とも、どうもありがとうございます!




進化の止まらない相模湖プレジャーフォレスト

多くの方に足を運んで板だけ頂け、大成功でした

この日の詳細は以下のサイトでも伝えられていますので、読んでみてください。

今回、このような機会を与えてくださったシマノさんにはとても感謝しています。国内のプロレーサーやプロライダーというわけでもない僕にコースビルドを任せて頂き、さらに出演までさせてもらえ、とても光栄に思っています。今までイベントでは常に観客で、関係者達をとりあえず凄い人たちなんだという目で遠くから眺めていた僕の立場からすると、とても不思議な体験でした。自分の名前がマイクで呼ばれ、カメラが向けられる。なんだかアイドルになったようなその気分は言葉では表しにくいですが、自分の能力が評価された

また、逆にイベント出演ライダーとしての難しさというのも経験できました。それはイベントにはあらかじめ決められたスケジュールがあるという事です。30分後に始めます、と言われたらその時間に始められなければいけません。そこにはもう少し時間をくださいという言い訳は無く、普段はじっくり時間をかけてセクションに挑んでいる環境とは全く異なるものでした。そのためにも準備は大切で、これが出来る人がプロになり得るんだというのがわかりました。

翌日はモンキーさんからお誘いを頂いてモンキーベースへ遊びにいかせて頂きました。ハードテールの神も来ていて、たっぷりトレイルを走ってきました。山の向こう側に住んでおきながら、一度も走った事の無いエリアだったので新鮮でした。それにしても濃い1週間だったなぁ〜。



2011/01/26

作業過程

前回の記事の閲覧回数が1200回以上...、ツイッターでもかなりお騒がせした様で。アカウントは持っていないけど、誰がツイートしてくれたのかは検索すれば見れるので、どういう方々が興味を持ってくれたのか知る事が出来ました。もっとリクエストを頂けたら色々と書いてみようと思うので、コメントなり頂けたら幸いです。それにしても、下手な事を言えない世の中になってしまいましたね...。

以前にも書いた、オーストリア人の友達が日本に来たので、成田に会いに行ってきました。危うく空港まで足を伸ばして、売れ残ったチケットを買ってカナダに手ぶらで行ってしまうところでした。成田駅周辺は航空会社の人間が滞在する事もあって、とても外国人の多い町でした。パブに行ったり、初めて回らない寿司屋に連れて行ってもらったりと、どっちが外国人なのかわからない感じでした。雑誌の撮影は来月になりそうです。夏前にオーストリアを軸にしてヨーロッパを回るのも良さそうだな。


今日は、土曜日の相模湖でのイベントへ向けてコースビルドに行ってきました。ノリさんダイキさんマミ犬さんと一緒に最初のセクションのランディング作りへ。前回作業を行ってから、丸太を組んでもらったり土を盛って頂きましたが、まだまだ斜度が緩く、この日も更に丸太を積み、土をかぶせていきました。テイクオフは立派なものをノリさんに造って頂きました。イベントが終わった後に壊すのがもったいない程の出来です。テイクオフに立ってみると、去年カナダで飛んで来たものと同サイズだということがわかりました。既に経験しているのは大きな強みですが、飛びすぎたり距離が足らなかったこともあるので、進入を慎重に行う必要がありそうです。


面に合わせられ、かつ飛びすぎなければ衝撃は大した事無いはず

5m程に落ち着きました

その間に従業員の方に重機を入れてもらい、2番目と3番目のセクションの形作りをして頂きました。その後、仕上げをしてとりあえず完成。この日は僕とダイキさんで2、3番目のセクションをトライして行きました。2番目のステップダウンはかなり気持ちよく飛べます。あっという間に終ってしまうのが残念なくらいです。3番目はリップの形が定まらず、僕はパスしました。

文句の付けようが無い程の出来!


マミ犬さん(赤)近くまで飛んで行ったダイキさん

明日もう一度相模湖入りして3つ目のセクションの改良をしてきます。ちなみに最後のテーブルトップですが、スピードが乗せられない事を理由に廃止となりました。他のセクションから見えない位置にあったので、このセクションが無くなる事で皆さんにもっと集中してみてもらえることになりそうです。ということで皆さん、是非試写会も、そしてデモランも見に来てください。日本ではまず見られない光景が待ち構えているに違いないでしょう。

あとは晴天を願うだけ!


2011/01/24

ハードテールでダウンヒルをやるには?(追記あり)

*少し追記しました*

遂に最初にアップしたビデオの視聴回数が10万回を突破しました!最後の一押しをしてくれたのは、いつも何かと広告して頂いているちろさんのサイトです。そこにこんな記事がアップされていました。


様々なアプローチの仕方の中に、僕がやっていく内に実感したことがばっちり書かれています。しかしこの中に実際には具体的にどうやって乗るのかということが書かれていなかったので、今までの自分の経験を言葉にできたらと思いこの記事を書く事にしました。これもその敷居の低さ故、より多くの方がHTに興味を示してもらうもうまく操れずに「フルサスの方が楽じゃん」という結果に至ってしまわないように、と思ったからです。要はおせっかいですね。

まず初めに断りを入れておこうと思います。ちろさんのおっしゃる通り、ハードテール(HT)はフルサス(FS)に比べ値段が安いのは周知の事実なので機材の高いイメージのあるダウンヒル(DH)が身近に感じられます。よりスムースなライン取りも可能になるでしょう。ですが、その道は楽ではありません。最初からいきなり乗れる人は少ないはずです。めげずに続けるかあきらめる、そのどちらかしか道が残されていません。まぁ、楽しく乗れればそれでOKなのですが、ここではより少しでも速く、という方向けのアドバイスをしています。

ちなみに正確な数値などは一切書きません。例えば「700mm以上のハンドルを使え!」とか「クランクは165mmじゃなきゃだめ!」と言った具合です。これはあくまで僕が実践している事なので、その全てが皆さんに当てはまる訳ではないからです。バイクの違いだってありますもんね。これらの数値は好みであったり、走っていく内に自然と導かれて行くものです。参考までに僕のバイクのセッティングはハンドル:760mm、ステム:50mm、フォークトラベル:150mm、クランク長:175mmです。ところでクランク長ですが、元々後輪が沈み込まないHTではそれほど長さは影響しません。高回転の時に脚が回しやすいかどうかくらいです。それではいくつかのコツを紹介します。
  • 乗車ポジション
平坦〜やや緩やかな下りをスタンディングで乗る想定です。ポジションはどこにも力を入れず、ただペダルの上に立ち、そのまま上体を前に倒して行き、ハンドルを握るだけ。背中の角度も無理に意識する必要は無いと思います。いつでもハンドルに加重すればフォークを沈み込ませる事の出来るポジションと言ったらわかりやすいでしょうか。
急な下りの場合はもちろん腰を引きますが意識しすぎて引きすぎないようにするのがコツです。あくまで、前輪が障害物に刺さって前転をしない程度で後輪に荷重がかかっていれば良いと思います。この時、腕が伸び
きっているとハンドル操作が出来ないので肘が軽く曲がる程度の余裕を保つ必要があります。これがステムの長さと関係してきます。ハンドル幅は関係ありません。
  • 腕を張る
ハンドル幅も関係してくるのですが、よく腕を閉めて乗っているライダーを目にします。腕を閉めて乗ってしまうと上半身の体重を前輪に乗せにくくなります。パソコンのキーボードを打つ時、腕は閉めますか?閉めないですよね?適度に開いているはずです。それと同じ感覚でハンドルを握るだけ。また、無理に腕を外へ突っ張る必要もありません。突然の衝撃でも腕を曲げてスムースに吸収できる開き方が理想です。あくまでも自然に!
  • ハンドルは広め
ここで広い方が良いと言ってしまうと何も考えずに飛びついてしまう人がいるかもしれませんが、トップDHライダーは皆幅広のハンドルを使っています。その長さはモトクロスのそれよりも長かったりしますがこれには理由はあります。広くなればなるほど前輪に加重しやすくなり、上半身は低く保つ事が出来るからです。前輪へ加重できるという事はフォークの性能をより引き出してあげることに繋がります。フォークは単純に言ってしまえばバネです。荷重のかかっていないバネはただの棒と何ら変わりないですからね。後輪が跳ねるHTを後ろ荷重で乗ることほど無意味なことはありません。膝を使えば押さえつける事が可能だからです。もちろん、広いからと言って速く走れるという保証はありませんが、今ではバイクが広いハンドルを前提に進化しています。狭い所が通り抜けられない...というのは言い訳にすぎません。そういう箇所は普通のトレイルで、常設コースには無いはずです。幅広のバーを購入されたら、一度はどんなに長くとも切らずにそのまま使ってみる事をお勧めします。試す中で徐々に短くして行けば良いからです。
  • 加重するポイント
これまたよく目にする光景です。何も無いところ、または加重すべきポイントとずれた場所でひょこひょこと体を動かしている人がいますが、これでは加速は生まれません。前輪なり後輪が障害物やコブの最上点を過ぎて下がり始めた時のみが加重ポイントとなるのです。物体が下り始めた時に後ろから押してあげれば、その物体はより速く下りようとしますよね?具体的には前輪が最上点を過ぎたら上半身の体重を腕にかけて伸ばし(押し)、後輪が最上点を過ぎたら曲げていた膝を伸ばす、この二つの独立した動きをバイクの挙動に併せて行ってあげるだけです。
  • 地形や障害物を最大限に利用する
FSでは吸収されてしまう木の根や小さい段差も、前で述べた動作を行えば加速に変える事が出来るのがHTです。荒れたところで漕ぐのはHTでは至難の業なのでこれぐらいしかFSに追いつく手段は無いのです。また、コーナーのグリップが絶対的に低いのがHT。FSのように直線的にコーナーに進入して急激に向きを変えて抜けて行くことも難しいです。それなら、コーナーの手前から予備動作を行いアウト側に振ってから曲がって行けば良いのでは?。平らなところだけが走れるラインではないはずです。想像力を働かせてもう一度いつものラインを眺めてみてください。何か発見があるかもしれません。
  • 木の根やロックガーデンなどの荒れたセクションのライン取り
「HTは後ろが暴れるなら、障害物が少ないラインを選ぼう。そのラインを取るには減速しないと入れないから...」その前にもう一度そのセクションを見てみましょう。ただでさえ速度を乗せにくいHTで更に減速ですか?もしここを減速無しで通り過ぎる事が出来るとしたら...そんなライン、どこにも見当たりません。そうです、元々見えないんです。なぜなら空を走る訳だから。要はそのセクションごと飛び越えてしまう訳です(セクションの長さにも依ります)。空中にいる間は唯一誰もが平等になれる時間。ママチャリでもDHレースバイクでも、地面と接していなければ何の違いもありません。「バニーホップは高く飛べないもんなぁ」その必要はありません。きちんと加重抜重ができればちょっとした木の根や岩でたやすく浮く事が出来るのです。
  • タイヤについて
後輪が衝撃を一手に受けるHT、タイヤ選びは重要です。といっても、「OOのXXというモデルが良い」という話ではなく、タイヤのビードとサイドウォールの話です。パンクの心配をしたくなければワイヤービードでかつ2ply(2層)のものを選ぶと良いと思います。この手のタイヤはラインアップの中でも一番重いのですが、空気圧さえ間違わなければ普通のサイズのチューブでもパンクはまずしないはずです。経験談ですが、カナダのウィスラーで一昨年の夏で70日以上、370本以上もDHコースを下りましたが、後輪のパンクは一度のみ(前輪は皆無)で後はリムのビードがぐにゃぐにゃになり、リムのみを計6本交換しました(非経済的ですね)。この時パンクしたタイヤは2.5インチだったもののサイドウォールがぺらぺらのものでした。去年の夏はぺらぺらのものをしつこく使い続け、1日で3回パンクなんてこともありました。タイヤは軽いに越した事はありませんが、レース中にパンクするのとどちらが良いかと比べると...。前タイヤですが、こちらはフォークがあるので軽めのもので良いと思っています。去年の夏にどうしても完走したいレースが有ったのですが、その時だけは前輪に2.7インチの2plyを、後輪にDHチューブを使用した事があります。結果はぶち転けてビリから3番目でした...。
  • 空気圧について(チューブドのみ)
さて、タイヤに何を選べば良いかわかりました。あとは肝心な空気圧です。正直な話、正確な空気圧は自分でも把握していません。おそらく2気圧は入っていないと思いますが、空気圧計は使わない主義なので何とも言えません。空気圧という数値はパンクの有無を保証してくれませんからね。タイヤやチューブによっても変わってくる要因ですし。僕の空気圧確認方法は、指で押してどこまで凹むかをまず確認し、それが高速走行中に鋭利なものにぶつかったらどこまで凹むかを想像することです。「指で押してここまで凹むんだったら、高速だったらリム打ちするな」といった具合です。もの凄く曖昧ですが、今のところ間違いはありません。ちなみにチューブレスについては使用経験が無いので触れません。
  • 足首を使う
膝は誰もがよく使う箇所ですが足首はどうでしょう。膝が伸びきった状態で何かを乗り越えなければならなかったら?足の可動部分は膝以外に足首があるのです。上記の加重抜重の項で述べた動作ですが、中には膝を動かすまでもない状況というのがあります。障害物が小さい場合です。そんな時は膝は特に動かさず、後輪の挙動を妨げないように足首を柔らかく曲げ(かかとを上げる)、障害物を通過する時点で伸ばして(かかとを下ろす)加重抜重を行うのです。
  • コーナリング(追記項目)
少し勇気のいるテクニックです。それはバームをしっかり使うのではなくコーナーに直線的に入って向きを変え、直線的に出る方法です。FSっぽい曲がり方といえばピンと来ますか?これができたらかっこいいですし、何よりとても気持ちいいです。まず、タイヤが滑ってもしっかり受け止めてくれるほどの角度の付いたバームが前提条件です。さてその方法ですが、方向転換を行いたいバーム上の一点を見つめながらコーナーに直線的に進入します。「このままじゃ曲がるどころかバームから飛び出てちゃう!」くらい真っ直ぐに。バームにぶつかる直前まで前輪が来たら身体を倒し膝を少し曲げながら急にハンドルを切ります。と、同時に視線はコーナー出口へ持って行きます。また、この時のポジションは真ん中からやや前輪荷重が良いと思います。するとまず前輪が、次に後輪がグリップを失い滑り始めますが、すぐに前輪はバームの角度に対して垂直となる位置で再びグリップを取り戻します。この時点からフォークが沈み始める訳ですが、ここでも膝を曲げ続けています。では一体どこまで膝を曲げ続け、いつ曲げ戻せば良いのか?答えは後輪がグリップを取り戻した時です。言い換えれば、方向転換が終了した時です。この状態では、前後輪ともバームの角度に対して垂直で、フォークは沈みきっています。ここで今まで曲げていた膝をバイクを通して地面を蹴るつもりで思いっきり伸ばしてやります。要はFSのリアショックでいう反発力(リバウンド)を膝を使って行うのです。するとバイクがバームから勢い良く飛び出す形でコーナーを抜けて行きます。注意点として、ビビってしまって後輪過重にしたりブレーキをかけると、確実に転びます。膝の曲げる量ですが、すばやく曲げ伸ばせる事の出来るところまで曲げてください。曲げすぎると飛び出るタイミングを逃す事になり、飛び出れなくなります。また、身体を内側に十分倒しきれていないと遠心力で身体だけアウト側に振られてハイサイドを食らうことがあります。そしてこの動作は終止クランクは水平に保ってください。内側の脚が上がり(内側の膝が曲がり)、外側が下がっている(外側の膝が伸びている)とこの動作は行えません。両膝を同時に使うのがポイントなのです。人によって曲がる方向に得手不得手があるので、自分の得意な方向から始めてみてください。この動作はもの凄く短い時間で行われるものです。バームをしっかり使うのと部分的に使うのではどちらが速いかは何とも言えませんが、知っておいて損は無いテクニックなので書いてみました。もう一度整理してみます。
  1. 直線的にバームに入る。視線は方向転換を行いたい場所へ向ける。やや前荷重。
  2. 身体を倒しつつハンドルを急に切り、前輪を滑らせる。視線はコーナー出口へ。膝を曲げ始める。少し遅れて後輪も滑り始める。
  3. 前輪のグリップ復活。後輪はあともう少しで復活。フォークは沈み込んだ状態。膝を曲げ続ける。
  4. 前後輪のグリップが戻ったら膝を蹴るようにして伸ばす。フォークの伸びも意識して前後輪同時に飛び出す。
  5. 素早くコーナーを抜けられ、かっこ良く土煙が立つ。

以上述べて来た事がコツになるんですが、要はバイクの挙動に合わせて身体を自然に柔らかく使ってあげる事がポイントです。無理な力は入れる必要はありません。衝撃という形で外部から入力があればそれを身体を使って推進力という出力に変換してあげるのです。この身体の動きがFSでいうリアショックに相当します。衝撃を吸収するだけでなくそれを推進力に変える必要があるので操作量はFSの2倍になります。これがHTの難しいところでもあり、全身を使って操る事の出来る魅力でもある訳です。

本当は小分けにしてネタを増やそうとも考えたのですが、今週はとっても忙しくなりそうな予感。そしてせっかくちろさんが取り上げてくれたのでここで一気に、と思ったのです。それにしても、なんだかマニュアルっぽくなってしまいましたね。「こんな文章を読むより、外に出て乗るのが一番の近道!」これこそが一番のアドバイスだったりします...。


2011/01/21

特別付録

2月20日発売のサイクルスポーツ3月号に日本全国のMTB常設コースガイドが特別付録として付いてきます。嬉しいことに、今回はその中でのモデルとして使って頂けることになりました。集合が朝早くの都内だった為、サイクルスポーツ編集部を訪ねてそのどこか大学の研究室に似ている雰囲気を懐かしく思った後はパンダソニック邸に泊めて頂き約10年前のearthedに刺激を受け、その翌日に抜群の天気の中、修善寺のCSCにて撮影をしてきました。ダイキさんとも合流し、1泊2日の撮影スタート。主な画はスキルパークで撮影して行き、見開きに使えそうな場所は敷地内を見て回ってロケハン。その中でも“ある場所”での“あるライディング”は楽しかった!運良く楽しめる激しいラインが見つけられたので、かなり迫力のある画が撮れました。

初めての雑誌撮影でしたが、撮影は終始和気あいあいとしていて、かつ内容を少しでも良くしたいという気持ちから意見を出し合い、ただのモデルの僕でも能動的にならずにいられない程刺激的なものでした。たった数ページにこれだけの労力が注ぎ込まれている事を肌で感じられたのは貴重な経験です。たくさんかっこいい写真を撮って頂いたので仕上がりがとても楽しみです!MTBerなら一家に一冊ということで皆さん、是非ゲットしてください!

さて、来週は忙しくなりそうです。当日はフリフリDHコースはクローズされるそうですのでコチラで確認してください。  



ウィスラーの元ルームメートが東京に。
国技館に行くと知らされるも連絡手段無しで会えず...


こんな小さい陰にも霜が潜む




ところで、Ellsworthのアルミ製XCハードテール、どなたか興味ある方はご連絡ください〜。


2011/01/14

1月29日


各方面でざわざわしていますが、あのトーマス·ヴァンダハムがライフサイクルズのプレミアで来日しますね。彼の滞在中に一緒に走りに行けるチャンスがあったらな〜なんて思っていた翌日、中沢さんの電話で目を覚ましました。

「試写会の翌日に相模湖でトーマスとイベントをやるんだけど、彼用のコースを作ってくれない?」

こんなことってあるのかなと思ったその翌日には、中沢さんの車で相模湖に向かっていました。現地でシマノからKさん、そしてBCポーターのノリさんと合流し、さっそくコースの下見へ。通称ショート“フリフリ”DHコースの周りを歩いて回り、できるだけ想像力を膨らませて見ると、そこには手前味噌ですが見事な配置が。DHコーススタート真横から始まるラインは、そのコースを直線的に分断するような形になりました。セクションは全部で4つ。一番最初で一番の目玉である距離、落差ともに6m超のドロップ、距離5m落差2mでコースを飛び超えるロードギャップ、高さは出ない物の距離の出るミニジャンプ。ここまでをほぼ直線的に下り、DHコース最後のバームを曲がって5mのテーブルトップでフィニッシュ。もちろん、彼の技量では物足りないサイズではあると思いますが、これらどれもサイズは日本では最大級なはずですし、間近に見られる物ではないと思っています。特に最初のドロップは...早くもイメトレを開始しました。ということで、世界トップレベルのトーマスの走りを見たい方は1月29日に相模湖に集合!

セクション1:ノリさんのいる所から飛び、
水色のマルが予想着地地点

一般家屋の2階よりもさらに高いですが
写真はなかなか伝わらないですね〜

セクション1を下から

セクション2:ロードギャップ、飛びすぎ注意

セクション3:リップは有って無いようなサイズ
だが、スピードが出るため距離はでるはず

セクション2、3を上から見たところ

セクション4:トーマスのウィップが見られるかも?

pinkbikeのおかげか、先日アップしたビデオが3日間で10000回以上の視聴回数となりました。そしてNSMBでも拾ってくれたみたいです。


2011/01/11

明けていました

もう2011年です。少しブログをさぼりすぎましたね。さて、今年はどのようになっていくのか、不安でもあり楽しみです。またカナダに戻れたらベストですが。

去年の10月に撮ったビデオ、とりあえずまとめて形にしただけで大した編集もせず放置していました(記事はコチラ)。かなり急なところを走っていて、スピードは大して出ていないので迫力が無くてアップしても味気ないかなという思いから放置していたんですが、せっかく映像に残したのでまとめ直してみました。



意を決して人混みの中へ。いえいえ、傍観で十分です

家の裏山(標高270m)からもスカイツリーがばっちり見えました



※追記※

寝る前にビデオをアップして、次の日起きたら一晩で3500以上も再生されていました。なんだかよくわからないままフェースブックにログインすると、クロマグのブログでアップされていて、さらにそれを誰かがpinkbikeにアップしてくれたようです。今現在で5500回以上と、またまたネットの凄さを思い知らされています。あまり知られていないトレイルなのでビデオのアップを出し渋っていたのもあるんですが、やはりたくさんの人からコメントをもらえると嬉しいし、ウィスラーの友達とも繋がっているなって実感できたので幸せな気分になりました。今は写真にはまっていますが、常にビデオのアイデアは頭にあるのでまたそのうち撮影できたらなと思います。