2010/07/15

The Four Queens 3&4日目

もうレースが終わってから数日が経っていますが、まずは3日目の様子から。この日の午前中はクロマグの開発フィールドでもあるエメラルドと呼ばれる地域でのレース。たったの8km、しかも高低差は100mも無いのに1時間近くもかかる超テクニカルトレイル。尖った岩だらけで、所々に急なロックフェースが。ここでは4カ所に設けられた特に難しいセクションがあり、これらをクリアするとボーナスとしてタイムを減らすことができます。僕は3個クリア。逃したセクションは30m近い急なロックフェースの上り。全体でもクリアできたのは20人しかいなかったそう。このステージでは無理しようにも岩に挟まってモガクのがオチなのでほどほどに頑張ってみました。これだけでこの日は終わりではなく、場所をペンバートンに移動して午後からレーススタート。PHDと呼ばれるここも岩だらけのトレイルで、5人同時スタート。スタート地点まで30分ほど登らなくてはならないのですが、この時点で暑くて汗ダク。レースもスタートして5分程は上りっぱなしで、ここで勝敗が決まるのは知っていたけどここでは4位で通過。下りも前走者の巻き上げた土埃でラインが見えずなかなか苦戦しましたが、周りはパンクで立ち止まっている人だらけ。結局3位で終了。

なんだかんだであっという間の4日目。暑さが心配される中、水分と食料をたっぷり採っていざスタート。全身の疲れが取れていないので、調子が出るか出ないかハッキリするまでのんびり走ることに。すると気づいたら山の中腹の補給場まで上って来ちゃっていました。これ以上プッシュはできないかもしれないけど、走り続けることができる、そうわかったときは嬉しかったです。最初の下りはあまりテクニカルではないものの急でずっとブレーキをかけなければならず二の腕がかなり痛くなりました。そこからまた補給場まで上って戻り、2本目の下りへ。ここはかなり砂が浮いていて、雪の上を走っているような感覚。それでも無難に走りきって残すは最後の上りのみ。上り直前から燃料切れには気づいていたけれど、あと15分なので補給せずに走り続けることに決定。ここでへばっていた2人をパスし、ようやくゴール!と思いきやゴール直前まで気配を消していたダーシーが残り100mで僕をパス。まさかこれだけ長い距離を走った最後がスプリントで終わるとは思ってもいませんでした。結局勝敗は彼に軍配があがりました。僕のタイムはトップから1時間20分遅れの4時間6分で47位でした。ついに終わった。それも無事に走り終えることができた。あれだけ心配していた4日目ですが、実は1番楽しめました。それはもちろん走ったトレイルが最高であることと、補給場での大勢の友達からの声援があったからでした。その後はロンの家でアフターパーティー。ここでは皆が4日間の健闘を讃え合い、思いで話に花を咲かせていました。そして表彰式、男子1位はオーストラリア出身のディラン、女子も同じくオーストラリア出身のジョアンナ。彼女はオーストラリアのXCナショナルチームメンバーです。かれらがこのレースの王者であり、真のマウンテンバイカーであることが証明された訳ですが、これは彼らだけじゃなくて出場したライダー全員に言えることだと思います。レースマネージャーのトニーはこう言いました「このレースはここウィスラー以外でどこも開催できる物じゃない。それはみんなの様なMTB馬鹿がたくさんいるから。」その通りだと思います。誰一人この環境を当たり前だと思っている人間はいなく、一人一人が発展に向けて協力を惜しまないからウィスラーのMTB文化は常に進化を遂げることができているんです。だからこそMTBの聖地と成り得るんだと思います。

僕の全日程のレース結果ですが、1日目78位、2日目4位、3日目36位、4日目47位で総合39位でした。



男子1位のディラン、女子1位のジョアンナ
真ん中がレースマネージャーのトニー


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