2010/07/10

The Four Queens 1&2日目

苦痛、喜び、怒り、笑いから早一年、今年もやってきました The Four Queen(去年はFour Jacks)。初日は10kmのXCレース。コースは去年と変わらず。エナジードリンクで入魂したら気合い入りすぎて1時間半前にレース会場入りしてしまい酷暑の中、木陰で涼んで皆を待っていました。レースは10秒ごとにライダーがスタートしていくタイムトライアル形式。先は長いので無理せず自分を追い込んで行く作戦にしたものの、スタート前から薄々感じていたお腹の空腹感が現れ始めてやる気ダウン。さらに上って5分後に一本橋から落ちてサドルがずれて完全にやる気を失ってしまいました。直せばものの10秒でレース復帰できたのに、横を通り過ぎて行くライダー達を見て焦り、もう追いつけないと思い込んでしまったのが原因です。メンタル面をもっと鍛えなければ。そこからは翌日のDHレースのことも考え上りはおろか下りすらプッシュせずに他のライダー達に抜かせ放題。自暴自棄になりつつのゴールとなりました。ゴール会場で皆が健闘を讃え合っている中、一人ですねて帰りかけたときに仲間からBBQのお誘いが。それにはしっかり飛びついて夕食を食べながら皆に愚痴を聞いてもらいました。

ズルは無しということで初日に重量測定とタイヤ申告をします

暑さのせいか体が火照って寝不足になりつつも、朝っぱらからまたまたエナジードリンクでカツを入れた二日目、バイクパーク頂上からふもとまでのとことんDHレース。周りはXCも馬鹿っ速いトップDHライダーがいる中、せめて普段のDH仕様で走っている自分は薄っぺらいタイヤでカーボンてんこ盛りなライダーにはどうしても負けたくないとずっと思っていました。8月のクランクワークスのDHレースに出るということもあって、知らぬうちに自分にプレッシャーをかけていたんです。しかも出走リストを見ると僕の後ろは前日のXCで6位に入った元XCカナダチャンプのチャドの名前が。あの辻さんにMTBの天才でDHでもチャンプになれたといわしめた人物が僕を追いかけると知ったらプレッシャー倍増。去年もレース直前に友達から僕の後ろのライダーは速いから気をつけるようにと言われたせいで焦ってミス多発した経験があるので、レース中にどれだけ平常心を保っていけるかがポイントになりました。緊張が頂点に達したところでいよいよスタート。いきなり最初のトレイルに入る際に曲がりきれずコースアウトし、喉があっという間に水分ゼロになって残りの15分をどうやって走ろうかと思いつつも、程よく焦りながら走っていけました。何本も走って木の根一つから体に叩き込んだコースも、息切れ+握力を失ったレースでは思い通りのラインが走れず、ペダルから足が外れるなどの細かいミスを多発。それでも転倒せずに大きなミスは無しで2分前に出発したイアンに追いつけました。それが幸か不幸かシングルトラックで追いついてしまったため、抜くに抜けず、イアンも抜かすに抜かせずでしばらく後ろをくっついて走ることに。ようやく広くなったところで彼をパスできたものの、既に握力を失い、集中力もかなり落ちてきたところでとどめを刺すかのような木の根だらけのテクニカルトレイル。入る際に石にハンドルを取られあやうく吹っ飛びそうになりながらもなんとかライン通り走れたと思ったら、遂に手からハンドルが離れて行って転倒。横にスライドしながら倒れて行ったので、すぐにバイクに乗ることができましたが、ここで靴が片方脱げてしまいました。残り後1分程のレース。せっかくここまで来れたので、5秒も無駄にしたくないと思い、靴に伸ばしかけた手をハンドルに戻し抜き去って行ったイアンを追いかけました。なんとかまた追い越すことができ、そのままの調子で最後は2mのドロップを飛んでフィニッシュ。靴無しのライドは乗り始めは痛かったもののすぐに痛みを忘れることができたので良かったです。そして落とした靴もコースマーシャルが拾って届けてきてくれたので一安心。レース後のパーティーでビールを飲みながらレース話で盛り上がる中、リザルトが発表されました。見てみると、なんと4位!反省点がタップリあって、あそこで靴が脱げなければとも思いましたがそれはそれで別の展開があったかもしれないので思い過ごすことに。まだ3人も僕のバイクよりも3kgも軽いバイクで先を走ったライダーがいますが、それでもできる限りを尽くした結果なのでとても嬉しいです。ちなみにトップ3は皆14分台、僕はトップから25秒遅れでした。あれだけ恐れていたチャドは僕より3秒遅れの5位、危なかった!多くのライダーがパンク、チェーン切れ、ディレイラー破壊、ホイール破壊に倒れて行きましたがバイクとタイヤ選びもレースの一要素なのでちょっと残念ではありますが仕方の無いこと。ようやく重いプレッシャーから解放され、気分爽快です。そしてそして、靴が脱げたままレース続行をしたのが功を奏したのか、賞品まで頂いちゃいました。なんとハマーシュミッド!付けるバイクが無いという嬉しい悩みを持ちつつ、最高な形で前半戦を終えることができました。

明日は朝一で超テクニカルXC、その後移動してまたまたテクニカルなXCとDH混合レース。それを終えれば残すところ最後の地獄のXCレースが待っています。残り2日をどうやり過ごすかで頭がいっぱいなので、今日はこの辺で。


1 件のコメント:

  1. お疲れ様。
    入魂のDH、残り1分とは言え、靴なし平ペダルで走りきるとは・・・「巨人の星」レベルのど根性ストーリーだねぇ。
    でもリザルトもついてきて言う事なしですね。

    ところでお節介なようですが朝ごはんはチャンと食べてますよね?
    エナジードリンクはバーンアウトするまでの時間は延ばしてくれますけど、逆に言うとエネルギー・栄養をより完全に使い切ってくれるので終わった時は本当に空っぽになりますよ。
    残り2日、しっかり食べてタフなレースを乗り切ってください。

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