2009/10/21

ブラックタスク

最近は天気があまり安定せず、今年乗れるのもあとわずかとなってきた。そんな中、天気を見極めてはトレイルライディングをしている。ここにはどこに行ってもトレイルがあるわけで、自力で上らなければならないものの、下りは存分に楽しめる。というより、辛い思いをして上ったからこそ、下りで楽しさを噛み締められるんだろう。

そんなこんなで今日もがっつり乗ってきた。仕事はしないの?という声が聞こえてきそうだが、ご心配なく。今日はイアン社長とジュリアン、そしてダーシーと乗ってきたので必然的に仕事は午前が休み。午前6時に家を出て、向かった先はハイウェイを15kmほどバンクーバー方面へ下った国立公園。走ったトレイルはヘルムクリークと呼ばれるもので、山の頂上にはブラックタスクと呼ばれる火山の噴火によってできたトンガリ岩がある。とにかく周りから一度は行ったほうがいいと薦められており、ついにチャンスがやってきた格好だ。

山のふもとに車を停め、いざ山の頂上へ。ここから最低3時間はひたすら上りっぱなし。幸い、ハイキングトレイルを上っていくのでとても走りやすかった。頂上は森林限界で、非常に幻想的な景色が広がっていた。例えるならば、高原植物が咲き乱れ、雪解け水が流れる月面にでも立ったような感じである。普段ははるか遠くに小さく見えるブラックタスクを、裏側まで周り、その形を細かく観察することができた。

こんな幻想的な景色をたっぷり堪能したら、後は下界目がけて下るのみである。この頂上から少なくとも15kmはダウンヒル三昧。ひとたび森の中へ入ると、あまり自転車が走らないこともあって路面はフカフカ、雨の影響で木の根がツルツルだったが、あえて木の根を利用したクイックターンは挙動が予測できるためとても楽しかった。これでもかというほど下りに下ってクロマグオフィスに着いたのは12時半。実に5時間のライドであった。

いや~、たくさん走って疲れたから今日は解散!なんてわけにはいかず、それから7時まで仕事をしてきた。明日から10日連続で雨が降ると聞いたが、もしかしたらこれがウィスラーでがっつり走れる最後の機会になったのかもしれない。そう思うと、今日行けたのはとても幸せだったなぁ。

ウィスラーが雪に埋もれたらもう乗れない、と言うわけではなく、隣町のスコーミッシュやノースバンクーバーまで下りればウィスラーの2倍以上のトレイルが待ち受けている。こんな環境では乗り足らない気持ちは一生なくならないのかもしれない。


午前7時、ふもとの駐車場にて。辺りはまだ真っ暗






14kmのダウンヒル


こんな不思議なところを走る


このトンガリ岩がブラックタスク


最高に楽しい乗り物


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