2009/08/10

遭難とクランクワークス初日

クランクワークス開催!!の前に行ってきた金曜日のクロマグライド。これがかなりヤバかったのです。というのも、森林限界のほんのちょっと手前で一夜を過ごす羽目になりました。そう、遭難です。この日集まったのはショーン、ケビン、ダーシーと僕の4人。バイクトライアル用のトレイルを下ろうということで、正午過ぎにキャラハン峠の中腹まで車で上り、そこからハイキングトレイルをバイクを担いで2時間半、ようやく頂上のレインボーレークにたどり着きました。このハイキングトレイルも、日本のものとは異なり乗車率は10%程度、あとは全て担ぎでした。頂上は雲の上で、何も聞こえない、幻想的な景色が広がっており、それは綺麗でした。するとダーシーが、「じゃあ、これからあの尾根まで行くから」と指差したのは遥か向こう(実際には3km程度)の尾根。そこまで行くにはトレイルは無く、自分達で方向を決めて行くしかなかったのです。その尾根も現在地から一度下って、それから急斜面を登った先にあり、早速下り始めると視界が…濃い雲の中に入ってしまったため視界は30mが良いところ。晴れていれば大体の見当が付けられるし、何より迷ってもウィスラーの町を目標に進むことが出来るけど、この時は全てが勘。あっちこっちバイクを担いで歩き回って、間違って下ってはまた上り、をひたすら繰り返し、気づいたらちょっとした藪があるだけのだだっ広い丘の上。時間は夜の8時。あと30分もすれば日が暮れるのと、その時間内にトレイルを見つけ出して下まで下りるのは不可能という判断から、その藪の中で泊まることとなりました。水、食料は無し、火も山火事の恐れがあるので焚くことが出来ず。ジャケットを持っていったからまだましだったものの、下はハーフパンツ。露の降りた草原を歩き回ったため足元は濡れていて、これが寒い寒い!皆で抱き合って寝ました。というか寒さのため10分寝ては寒くて起きるというような感じでしたが…。ケビンはジャケットが無かったため、連れてきた犬を抱いて寝ていました。さすが鉄人!寝始めたのが9時頃で、再び行動を開始したのが朝6時。携帯で友達に連絡を取ってもらってバイクで下から上がってきてもらうことになりました。その間もまた歩き回ってトレイルを探しましたが、結局見つからず。幾度と無く、もうこれ以上バイクを押して歩けないと思ったことか。そんな時にバイクのエンジン音がかすかに聞こえたとき、安堵感がどっと出ました。後は下るだけ。そのトレイルはかなり楽しく、疲れを忘れさせてくれ、あっという間に下界にたどり着きました。でも、もうこのトレイルには行きたくないなというのが本音ですけど。すぐに朝ごはんを食べに行って、皆で遭難を振り返って話し合いました。今回の失敗点は、悪天候にもかかわらず進み続けてしまったことと軽装備過ぎたこと。15年も続くフライデーライドで遭難して山で一夜を過ごしたのは今回が初めてだそう。やっぱり見切りをつけて引き返すのも重要ですね。今はこうしてブログを書いているので身体は全く問題なし。風邪でも引くかと思ったけどそれもなさそう。いやはや、自分を含め皆無事でよかった。家に帰ってすぐにシャワーを浴び、5時間ほど寝てからバイクパークへ。

無事に下界に戻ってきたこの日はクランクワークスの初日。カメラ片手に最初の種目であるデュアルスラロームを見てきました。DVDでしか見たことのないプロライダー達がそこら中に。バイクに乗っていない時のプロライダーは、プロといってもただの人なので特に写真は撮っていません。コースは赤と青に分れており、どう見ても赤コースのライダーしか勝っていなかったのですが、決勝の赤:ブライアン・ロープス、青:カイル・ストレイトでは青のカイルが勝っていました。その後はKranked revolveという新しいDVDの試写会があり、それを見終わった後、ルームメート達のいるバーへ。久々に酒をちょっと飲みました。自転車ばっかりの日々が続いていて、夜どこかに遊びに行くなんてここ1ヶ月はしていなかったので。若干ほろ酔いになって家へ向かう途中にどこかで見た覚えのある、ちっこくてごついヤツが。アンドリュー・ラコンテギでした。隣には相反するひょろのっぽの兄ルイスも。これから1週間はDVDスターで町があふれかえるようです。あれだけ疲れていたにもかかわらず、バイクパークで2本乗ってきちゃった~。


途中から生えているのがいわゆる普通の大きさの木

レインボーレーク

道なき道を切り開いていくと、

そこにはこんな景色が。綺麗だけど…

結局、こうなりました


ボーンヤードもほぼ完成

こんなステップダウンも。飛んでいるのはジル・キントナーと誰か

赤ジャージ:ロープス、黒:カイル スタート後の第一バームにて

ロープス(赤サングラス)のカメラ目線、頂きました!奥のヘルメット半被りが優勝のカイル

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